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| HOME > 洪水対策に関するコラム > 地球温暖化による集中豪雨・海面の上昇 |
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| 近年にわかに、地球表面の大気や海洋の平均温度が上昇する、地球温暖化が強く懸念されており、海面の上昇や気候変動が観測され、生態系などへの悪影響が懸念されています。地球温暖化は、人類経済活動などから排出された、二酸化炭素などの温室効果ガスによって、引き起こされているとする説が有力です。 |
そのため、最近の気象情報などでは「観測史上最大」・「記録的」などといったキーワードを耳にすることが増えてきました。こうした背景には、地球温暖化による影響が現れ始めているものと思われます。
| 地球温暖化が進行していきますと、平均気温が上昇するだけではなく、気候の変動幅が大きくなるものと予測されています。より具体的には、干ばつや集中豪雨・豪雪・異常高温・異常低温などの現象でもあります。身近な記憶ですが、2005年にアメリカで発生致しました、超大型のハリケーン「カトリーナ」によって堤防が大きく決壊し、ニューオリンズでは想像を絶する洪水被害を受けました。 |

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また同じ年の9月始めには、日本でも台風14号が接近・上陸し、首都圏から九州に至るまで記録的な豪雨によって、大きな被害をこうむりました。首都圏でも局地的に、1時間に100ミリを超える集中豪雨によって、中小河川が大きくはん濫し、床上浸水を受ける家屋が多数存在したのみならず、特に九州・四国・中国の観測地点のうち、2割近い60地点で観測史上における最高値を記録しました。特に宮崎県南郷村では降り始めから数日間で、ほぼ1年間の降水量に匹敵する、1321ミリの降水を記録しました。
本来ですと、気象条件は常に変動しておりますものの、「観測史上初めて」という事態は、あくまでこの30年程度の観測期間でもありますことから、実際には100年に1度程度の異常気象が発生している、といった指摘も間違いではないものと思われます。
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地球温暖化のメカニズムとして、「温室効果ガス」による影響が注目されはじめるようになりました。温室効果ガスは、なぜ地球の大気温度を上げるのでしょうか?
地球には、太陽から光と熱が届けられており、そのエネルギーは地球表面近くで1平方メートルあたり、およそ1400ワットにも及びます。このエネルギーによって地球は温められますが、熱は赤外線として宇宙空間に放出されます。そのときに地球を取り巻く二酸化炭素やメタンガスなどによって、赤外線が吸収されることから、大気中の平均気温はおよそ15度程度に保たれます。
| しかし、二酸化炭素などの温室効果ガスが増えすぎると、宇宙に放出される熱が減少し、地球温暖化を進めてしまうことになってしまいます。逆に温室効果ガスがない場合には、マイナス18度にまで下がってしまうといわれています。 |

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■地球温暖化の影響
100年以上前の産業革命の時代から工業化や内燃機関の影響によって、すでに地球の平均気温は0.3度〜0.6度上昇し、10〜35センチ海面が上昇したと言われています。
地球温暖化が進むことによるダメージは、海水膨張や南極の氷が解けることによって海面が上昇すること、さらには異常気象が頻発することです。異常気象の主な例として、以下の内容を列挙致します。
1.水不足または洪水
地球温暖化によって気候が変動しますと、水資源が分布に大きく影響され、乾燥地帯では干ばつがさらに進み、雨の多い地域では集中豪雨が増えて洪水が増加するでしょう。水の世界的な需給バランスが崩れつつありますことから、地域に合った対策が必要です。
2.沿岸域の水没
地球温暖化で気温が上昇しますと、海面が上昇して、沿岸の低地が水没するほかに、海岸線が大きく侵食したり、淡水層に海水が進入して農業ができなくなる、といった危機にさらされてしまいます。
台風・高潮などによる被害増大のほかに、日本では、仮に海面が1メートル上昇しますとと、満潮時に海面より低い地域がそれまでの3倍近い2,300平方キロメートルにまで広がり、410万人の人口と109兆円の資産が危機にさらされます。
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3.伝染病の広がりと疾病率の上昇
温暖化によって、夏の気温上昇と高温期間の長期化は、熱射病の発生や死亡が増えると見られています。さらには、蚊を媒介にしたマラリアなどの熱帯伝染病が、気象の変動によって本来ですと温帯の日本にまで、その範囲に入ってしまう懸念があるでしょう。
4.公害の増加
地球温暖化による気温の上昇によって、光化学スモッグが増加することで、都市住民の健康への影響が拡大するものと予想されています。
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